2014年5月8日木曜日

05/08の作業(姫椿)

早朝餌やり。孵化した稚魚が少し増えていた。日中暖かいので午後くらいにはもっと増えるだろう。
初回の孵化なので20づつ孵化すれば上出来か。

今日は、出展メダカのなかで、姫椿的なもの5種をピックアップしてみる。

姫椿というのはだれがつけた名称か詳しくは知らないが、中野メダカファーム界隈では姫椿として、普通に呼ばれている。めだか本舗さんでは、モノクロメダカ(緋乗り)とかで呼称されているし、白と黒の斑に黄色が乗っているから3色メダカ、錦メダカの範疇でもあるだろう。

「ブチ幹之」

この作品はサイズも大きく、見応えのあるものだった。ブチの幹之という事で、少し幹之のヒカリが乗っている。完成形の一歩手前だろう。これの子供達が有望か。
モノクロブチに緋色乗りで幹之のヒカリが乗る。美しい。この作品が一番進化しているものといっていいだろうか。黄色幹之まで進化していく可能性もある。

「姫椿」バタちゃん
NMF青年部のバタちゃんの作品。中野さんの姫椿を丁寧に累代させたもの。種親クラスのもの。鮮やかな黄色が美しい。これと幹之の異種交配をセットしたという。秋には成果が見えるかもしれない。

「姫椿」バタちゃん
これもバタちゃんの出品。上記の姫椿の子供達だという。たくさん子供を取って欲しい。
黒地に黄色のブチの毒々しいものが私は欲しい。これとスーパーブラックなどを交配させてみたいとおもうがどうだろうか。

「姫椿丹頂」色ちゃん
これは、丹頂に傾いていったものを進化させたもの。黄色が頭頂部にあつまり、斑が少なくなっているものだ。日の丸メダカの黄色版。下半身に黄色が集まっているものもできないだろうか。

「黒蝶(白系紅白)」
白系紅白ということだが、紅が黄色みをおびているので、姫椿丹頂ににているが、かけあわせの順序は違うのだろう。狙いの個体へ到達するルートは複数あるのだ。

こうやって検証しはじめると、横見もとっておくべきだったと後悔する。

交配水槽に入れているホテイアオイの分化のスピードが早い。メダカの生体がいるので循環系が形成されているのだろう。自然の力は偉大だ。
いそいそと、枝分かれしたものをちぎり、小分けにする。
ホテイアオイの増殖もなんとか間に合いそうだ。

写真入りになってアクセスがぐっと増えた。他人のメダカの写真でアクセスが増えるというのは本意ではないが、中野メダカファームの出品メダカを見てみたい人がそれだけ多いという事だろう。一ヶ月たたずにアクセスカウンターは2500を越えた。
一万アクセスは、けっこう早く達成できるかもしれない。
今週末は自分のメダカの写真を撮影しようか。

親出しする際に、網で水槽をかき回すが、そのときにとれた水槽底のゴミのようなもの、落ちた卵がたくさんあるはずなので、孵化水槽にいれておいたところ、緑の藻にからまった卵に稚魚の黒目が見え始めた。これはごっそり孵化しそうだ。
ホテイアオイの出し入れよりも、親出し方式のほうが、効率が断然いい事が実感できた。
これを考えると、毎日、交配水槽のごみ取りをやって、ゴミを少し汚れをふるって、孵化水槽に投入するという事をやると、親に食べられる卵を減らす事もできて、効率があがるように思う。やってみよう。

試しにやってみる。大きな目のこまかい網で無造作に交配水槽のなかをごっそりとすくいとる。メダカも入る。ゴミの中からメダカを戻していく際に、抱卵しているものの卵も指でやさしく取り落とす。ゴミの山をふるって少し汚れをおとし、孵化水槽に入れる。
ものの数分で9つくらいある交配水槽の採卵終了だ。これなら楽だし、抱卵しているものも確実に回収できる。丁寧にやれば、このゴミの山から卵だけを取り出してやるといいが、虫眼鏡とつまようじでよりわけるのは大変だ。ゴミの山にまじった卵がごっそり目をつけているので、よりわけなくても良いという事にしよう。
網についた取り落としの卵が交じる可能性があるが、微々たるものなので良しとしようか。いい方法が見つかった。孵化率が劇的に上がるだろう。
これならば、親出ししなくて、交配水槽は一カ所に固定でいい。ホテイアオイにもたよらなくていい。ものすごく合理的な方法だ。
種親メダカは1日一回、網ですくわれるので負担が大きいかもしれない。そこが気にかかる。やさしくすくい、やさしく戻す。そういうことか。

夕方チェックすると、いくつかの交配水槽で孵化発見。9個の交配水槽のうち、6個で孵化を確認した。合計で40匹。順調な水槽では13匹も孵化した。
こうやって、稚魚の数を数えていくのが楽しかったりする。20を越えると数えるのが大変になるが。昨年よりは順調だ。
稚魚をいかに早く大きくするかに課題が移ってきた。

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